オンラインボーカルレッスンのメリットとデメリット
コロナ禍により、オンラインレッスンやオンライン講座を通じて学ぶ機会が増えましたね。実際に私のスクールでもオンラインレッスンを導入し、オンライン形式でのレッスンを受講される方もみえます。
オンラインレッスンを受けたことがない方にとっては、
- 本当にボーカルのレッスンをオンラインで受講できるの?
- 私でも大丈夫かな?できるかな?
- 対面のレッスンとオンラインのレッスンってどう違うんだろう?
- ボーカルレッスンって、事前にどんな準備をしたらいいんだろう?
などと疑問に思われると思います。
対面レッスンには対面レッスンのよさ、オンラインレッスンにはオンラインレッスンの良さがあります。
mariko
今日は、オンラインと対面、それぞれの違いや、事前の準備のコツについてお話ししたいと思います。自分にはどちらが合っているのか?を考えながら読んでいただけたら嬉しいです。
オンラインボーカルレッスンに必要なものついてはこちらの記事をご参照下さい。
Contents
対面ボーカルレッスンの良いところ、メリット
- 細かい表情や声のニュアンスまで、直接細かく聞き取ることができる。
- 講師の伴奏を聴きながら、その場で一緒に演奏を体験することができる。(アンサンブル)
- 演奏の強弱表現(ダイナミクス)を、肌で感じやすい。
- 事前準備がされていない内容に対しても、比較的フレキシブルに対応できる。
- その場で講師が生徒の楽譜へ書き込みがすぐできる。
- より濃厚な人間関係を築きやすい。
mariko
やはり対面レッスンは、講師と同じ空間で、講師の声の音色や表現力を間近で感じられることが一番のメリットですね。
オンラインボーカルレッスンの良いところ、メリット
- 近くに住んでいない講師のレッスンでも受けることができる。
- 自宅で手軽に受講することができる。
- (特に初心者の方は)他の方に自分の歌を聞かれる心配がないので、恥ずかしくない。
- スタジオなどをレンタルしなくてもいいので、レッスン料以外の料金が発生しない。
- レッスンの時間帯をフレキシブルに決めやすい。早ければ問い合わせ当日でもレッスン受講が可能。
- 自宅で出来るので、リラックスして受講しやすい。
- ズームで録音録画をするので、復習は映像を見ながら行えるため復習しやすい。
- 人(講師)との接触を避けることで、コロナ感染のリスクを限りなく軽減することが可能。
- 画面上で楽譜などをシェアして、その場で見せることができる。(ハイライトなどを書き込むことも簡単)
mariko
どこに住んでいても、自分が希望する講師のレッスンを手軽に受けることができるのが素晴らしいですね。実際私も海外アーティストのレッスンを受けたりしていますよ。
対面のボーカルレッスンのデメリット
- コロナ感染に対して、できる限りの対策はもちろん取っているものの、絶対&完璧ではない。(私のスクールでは、アルコール消毒、パーティション、マスク常時着用、換気等はその都度行なっております。)
- 講師と直接面と向かってレッスンするので、万が一合わないと思ったときに継続することを断りづらい
- 大きなスクールだと、誰が出入りしているのかわからない。
- マイクなどもしっかり消毒してあるのかどうかも不安。
- レッスン会場までの移動時間や交通費などが余分にかかる。
- スタジオ代が、別途必要な場合がある。
mariko
やはり今一番気になるのは、感染対策の様子ですよね。私は外部のスタジオも使用してレッスンをすることがありますが、スタジオ自体がきちんと感染対策をしており、かつ、他の方の出入りができるだけ少ないような小規模のスタジオを利用するようにしています。
mariko
スタジオのレンタルや交通費や楽譜代など、レッスン料以外にかかる費用も、長く通おうと思うと意外と重要です。
オンラインボーカルレッスンのデメリット
- 通信状況によっては、映像や音声が不鮮明になる場合がある。
- 通信機器の設置場所によっては、姿勢が悪くなりやすい。
- 通信状況によっては、細かい音色や発音のニュアンスの違いが伝わりにくい。
- 音の遅延により、遠隔で同時に合奏することは難しい。(事前の準備が重要)
- アプリの使い方など、テック系に弱い方だとトラブルが起きやすく、ストレスになりやすい。
- イヤホンやマイクなど、性能によっては音が粗くなる場合がある。
- ビデオ通話の画面が小さい場合は、楽譜などが見辛いこともある。
mariko
やはりパソコンやスマホに不慣れな方にはオンラインレッスンは少しハードルが高いです。ただ、一旦慣れてしまえば難しくありませんので、今後シニアの方にももっと拡がっていくといいなと思います。
対面レッスン、オンラインレッスン、どちらにもメリットとデメリットがある
対面レッスン、オンラインレッスン、どちらの方法でもメリットとデメリットがあり、ご自身の希望や性格なども踏まえてどちらが合っているのかを決めるのが良いと思います。
そしてデメリット部分は、講師と生徒がそれぞれ、事前準備をきちんと行なっておけば、防げることが多いです。
mariko
今回は、スクールを選ぶ時のポイントと、初回レッスンにいくまでに準備しておくことの両方を挙げてみました。
ボーカルレッスンを受ける際の事前準備、これをやっておくと安心
1. レッスンに通うスクールを決める時に気を付けること。
- 講師のプロフィールや演奏の様子、レッスンのコンセプトなどについて事前にきちんと調べて、この人だ!と思った人を選ぶ。
- レッスン料以外に、どんな費用が必要なのかを確認。
- 感染対策に積極的なスクールを選ぶ。
- ボーカルレッスンは1度のみのレッスンだとなかなか成果がでにくいため、長期的に通うことを考えて検討。
- 講師がきちんと固定されているスクールを選ぶ。(大規模なスクールは講師のばらつきが大。)
よい講師(特にジャズボーカル)の見つけ方についてはこちらの記事をご参照ください。
2. 対面レッスンでもオンラインレッスンでも共通の準備
- レッスンでどんなことを知りたいのか?どんなことができるようになりたいのか?前回のレッスンから今日までに何を練習してきたのか?などを事前に振り返っておく。
- 当たり前ですが、体調を整えておく。
- 水、筆記用具、録音機材(対面の場合はスマホの録音機能でOK、オンラインの場合はZoomで自動に録画可能)、必要な楽譜、五線紙、(対面ならマスク)、レッスン料などを忘れないようにしっかり準備。
- 初回に講師に聴いてもらいたいレパートリーをしっかり練習しておく。
mariko
ほとんどの人はどんなことができるようになりたいのか?どんなところが苦手なのか?というところを考えたことがありません。事前の自己分析が大事ですね。
3. 対面レッスンの場合(上記共通項目以外)
- 初回は迷わないように&時間に間に合うように、事前に地図を確認。
- 車の場合は駐車場なども事前に調べておくとグッド。
- とにかく遅刻をしない!
- レッスン料などは、指定がない限り封筒などに入れておく。お釣りのないように!
- 水、筆記用具、録音機材(対面の場合はスマホの録音機能でOK)、必要な楽譜、五線紙、(対面ならマスク)、レッスン料などを忘れないようにしっかり準備。
初回のレッスンってどんな曲を持って行ったらいいの?(別記事:近日公開)
mariko
初回は絶対遅刻しないようにしましょう。これね、ほんと、絶対です。やっぱりレッスンは信頼関係なので、初回をミスると響きます・・。
4. オンラインレッスンの場合(上記共通項目以外)
- できるだけ高速なインターネット回線を使用する。
- スマホよりもパソコンを使ってビデオ通話をする。
- 2つのデバイスを使用してレッスンに参加する。(別記事参照)
- ズームの使い方、スマホの使い方などに事前に慣れておく。
- 音質にこだわる方は、しっかりとしたイヤホンやマイクを準備する。
mariko
オンラインの場合はアプリの使い方やネットワーク系の準備がとても重要です。接続に時間がかかってしまうと、肝心のレッスンに入れませんので、テック系が苦手な方はしっかり準備しましょう。
自分の好みや目的に合わせて、ボーカルレッスンの先生を探そう
対面のボーカルレッスンもオンラインのボーカルレッスンもどちらも得意な部分と苦手な部分があるので、自分の希望に合わせて選択しましょう。
それぞれのレッスンの初回を迎えるにあたり、気を付けることなどは、円滑なレッスンのためには前知識として知っておくと良いことなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
私のレッスンをご希望の方は、ぜひ下記のリンクからお気軽にお問い合わせくださいね。
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