最速で歌がうまくなる唯一の方法、知ってる?
せっかく歌を練習するなら、早く上手になりたい!誰でもそう思うはず。
今日は、歌が上達する速度を、ぐいっとアップさせちゃう方法をお話しします。
最速で歌を上達させるコツは、自分の演奏を録音録画すること。
結論から言うと、
最速で歌を上達させるコツは、
自分の演奏を録音したり録画して分析することです。
- ライブの時やレッスンの時に全部録音していますか?
- 録音を後から聞き返していますか?
- ボイトレの先生がレッスンで言っていたことを書き出したり、復習してみましたか?
- バンドリハーサルの様子を録音して、あとから振り返っていますか?
- 自分の歌と楽譜を照らし合わせて、間違っているところなどをチェックしていますか?
これらをやっていかないと、上達する速度が、なかなか上がりません。
自分の歌やパフォーマンスを振り返りましょう
自分の歌やパフォーマンスを振り返るのは、最も上達を早める方法です。最近はスマートフォンでも簡単に録音できますし、ぜひ取り入れてみましょう。
1つずつ深掘りしていきましょう!
ボイスメモはレッスン中やライブ中はずっとオンにしましょう。
みなさんが歌う前後で、講師が「こういったことを心がけながら歌ってみましょう!」というアドバイスや、今のあなたに合ったエクササイズなど、たくさん話をしています。
この部分が大事なんです。
講師のコメントやデモンストレーションを録音しておくようにしましょう。
あとで振り返る時に役立ちます。
録音はなるべく覚えているうちに聞き返しましょう!
レッスンやライブ、リハーサルが終わったら、なるべく時間を空けずに録音をチェックしましょう。
自分の声をこんな面からチェックしてみましょう。
- 声の第一印象はどうか?
- 音程は安定しているか?
- リズムに乗れているか?
- 歌詞はクリアに聞こえるか?
- ダイナミクス(強弱)を感じられるか?
- 歌詞の世界観や場面を想像できるか?
- 苦手な部分、不安な部分はないか?
それぞれの項目を、深掘りしていきますね。
歌全体の印象、声の第一印象はどうか?
これはパッと聴いた第一印象でどう感じるか?ということですね。
最初のうちは、自分の歌は下手くそだな〜とか、あ〜ここ間違えた〜!とか、細々としたことに意識が行きがちですが、そういうのは後でいいです。
まずは、自分のことを知らない人が、自分の歌を初めて聴いた時、どんな印象を持つか?という視点で聴いてみましょう。
そうすると、あ〜歌詞の世界が目に浮かぶなぁ、とか、この曲は気持ちよさそうに歌えているなぁ〜、とか、もう少し盛り上がりが欲しいなぁ〜、とか、もっと大きな枠で捉えられるようになります。
音程は安定しているか?
歌の中でも最も大切な要素の1つですね。音程の正確さは、一朝一夕には身につきませんが、どの部分の音程が曖昧なのか?たとえば、
- 歌詞が細かい部分の音程が粗い
- 高音の音程があいまい
- 音飛びがあると音程があやしくなる
など、自分の傾向を分析することが上達のキーになります。
リズムに乗れているか?
リズムは音程と同じくらい大切な要素です。
リズムがタイトでないと、どれだけ音程良く歌ったとしてもかっこよくキマりません。
身体を動かしながらリズムに乗って聴けるか?をチェックしてみましょう。
歌詞はクリアに聞こえるか?
自分の歌を聴いたことがない人でも、歌詞が聞き取りやすいか?モゴモゴ歌っている部分はないか?を確認していきます。
歌詞を覚えていなかったり、メロディがあいまいだったりすると、どうしても滑舌が悪くなりがちです。滑舌を改善するためのエクササイズはたくさんありますが、まずはしっかりと歌詞を覚えること、これを徹底してください。
ダイナミクス(強弱)を感じられるか?
平坦な、べたーっとした歌い方になっていないかを確認します。
- どの部分を1番強調したいのか?
- どこの部分に向けて順番に盛り上がりたいのか?
- 1番のサビと2番のサビの歌い方は全く同じで良いのか?
- 自分なりの歌い方の設計図みたいなものを考えられているか?
歌詞の世界観や場面を想像できますか?
上記の項目はまず基礎的な部分ですが、歌詞の世界観を表現するといういわゆる表現力の部分も大切ですね。
- 曲の世界観、歌詞の世界観を意識しながら歌えていますか?
- 目を閉じながら聴いてみてどう感じますか?
- 場面が思い浮かべられるような歌い方ですか?
苦手な部分、不安な部分はないか?
最後に全体をきいてみて、どこか不安定になっている部分や曖昧になっている部分はないかを再確認してみましょう。
この部分だけまだ歌詞がちゃんと覚えられていないなーなど、弱い部分がないかを確認すればバッチリ!
映像は、さらに強力な上達ツールになります。
映像を撮ることができたら、さらに歌が上達するスピードがアップします。
最初のうちは自分が歌っている様子を見るのはとても恥ずかしく感じますが、そんなのは慣れです。
最初のうちは自分のアラ探しばかりしてしまいますが、何度も確認していく中で、確認すべき要素を中心にチェックできるようになります。
自分が映っている映像を確認しながら、こういったことも分析してみましょう。
映像をこんな要素でチェックしてみましょう。
- 見た目の第一印象はどうか?
- 姿勢の良さは大丈夫か?
- 体全体でリズムに乗れているか?
- ハンドモーションは効果的か?
- キョロキョロしていないか?
- 堂々と歌えているか?
全体をチェックしたら細部の確認も重要
これらで全体を把握したら今度はパートパートで細かく確認していきましょう。
各セクションごとに、1回ずつ録音を止めて、楽譜や歌詞カードと照らし合わせましょう。音程が不安定な部分や、歌詞が言いにくそうな部分がないか?といったところも細かくチェックすると良いです。
自分一人で分析するのが難しければ、プロのボイストレーニングを受講してみよう
自分自身で自分のことを分析するのはなかなか難しいです。
1人で判断するのが難しかったらボイストレーナーの診断を仰ぐのも良いでしょう。
最近ではオンラインレッスンをしている先生も増えましたし選択の幅が広がりましたね。レッスンをご希望の方は、下記のリンクからお気軽にお問い合わせくださいね。
Udemyにてオンラインボイトレ講座(オンデマンド)も開講中
オンライン講座の最大手Udemy(ユーデミー)では、オンデマンド方式のボイトレ講座を開講しています。
オンデマンド式なので、好きな時に自分のペースで進めることができます。また、買い切りの講座ですので、一回ご購入いただいた後は、期限なくいつまででもご受講いただけます。
ボイストレーニングやボーカルレッスンに関するよくあるご質問
ボイトレやボーカルレッスンに関する、不安やご質問など、よくあるご相談やご質問をまとめました。ここにない内容でご相談がある場合は、お問合せページよりメッセージをお送りください。(問い合わせ内容によりお返事できない場合もあります。)
ボイトレや声トレ、美容ボイトレなどの情報をInstagramで発信しています。
View this post on Instagram