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プロジャズボーカリストが選ぶ、初心者セッション向けジャズスタンダード定番曲30選

プロジャズボーカリストが選ぶ、初心者向けジャズスタンダード定番曲30選

ジャズボーカルを始めてみたけれど、一人で歌っているのはつまらないから、ジャズセッションに行ってみたい。でも緊張する・・・。どんな曲を持って行ったらいいんだろう?怒られたりしないかな?と心配されるかたもおられると思います。

ということで、プロジャズシンガーの観点から、有名曲かつ取り組みやすい曲と、有名曲だけど難易度が少し高めの曲などの観点でランキング付けもしてみました。ジャズボーカル 初心者の方はレパートリーを選ぶ際にぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事はどんな人向け?
  1. ジャズボーカルを始めたばかりの方
  2. ジャズボーカルのレパートリーを知りたい
  3. ジャズスタンダード曲が多すぎてどの曲を選んだら良いかわからない
  4. セッションで喜ばれる定番ジャズ曲って何?
  5. どのジャズスタンダード曲が一番簡単なのか?知りたい
この記事でわかること
  1. 初心者ジャズシンガーが取り組みやすい曲
  2. ジャズを初めて歌ってみる方でも選びやすい曲
  3. 各ジャズスタンダード曲の特徴とリズムスタイル
  4. セッションでも安心して持っていけるジャズ定番曲
Contents
  1. プロジャズボーカリストが選ぶ、初心者向けジャズスタンダード定番曲30選
  2. 初心者は絶対覚えた方がよい有名ジャズスタンダード曲ランキング
    1. 初心者ジャズシンガー向け、定番ジャズスタンダード曲30曲
  3. ジャズビギナーでもレパートリーにしやすいジャズスタンダード30曲の紹介と参考音源
    1. All of me
    2. Autumn leaves
    3. Bye bye blackbird
    4. Fly me to the moon
    5. The girl from Ipanema
    6. It’s only a paper moon
    7. It don’t mean a thing
    8. LOVE, L-O-V-E
    9. Lullaby of birdland
    10. Misty
    11. Moon river
    12. My favorite things
    13. My funny valentine
    14. On the street where you live
    15. On the sunny side of the street
    16. Over the rainbow
    17. Route66
    18. The shadow of your smile
    19. Satin doll
    20. Sing sing sing
    21. Smile
    22. Summertime
    23. Someday my prince will come
    24. ‘S wonderful
    25. Take the A train
    26. Tea for two
    27. What a wonderful world
    28. What a difference a day made
    29. When you wish upon a star
    30. You are my sunshine
  4. 初心者ジャズシンガー、はまず知っているスタンダード曲からチャレンジしてみましょう。

初心者は絶対覚えた方がよい有名ジャズスタンダード曲ランキング

ジャズボーカルビギナーの方でも取り組みやすい、いわゆるど定番で、かつ、歌いやすいジャズスタンダードナンバーを、アルファベット順にを30曲あげてみました。

今回は、あくまでジャズボーカリストによく取り上げられる有名な30曲です。この中に入っていない曲もありますが、他の曲はまた別記事でご紹介しますね。

そして、ジャズミュージシャンでも楽器奏者(インスト)がよく取り上げる曲は入っていません。こちらもまた別記事で。では早速行ってみましょう!

難易度は1が簡単、10が難しい、です。

でも、今回の記事に出てくる30曲はあくまで初心者でも取り組める曲という観点でえらんでいますので、難易度10でも、お気に入りの曲がありましたら是非取り組んでみてくださいね。

初心者ジャズシンガー向け、定番ジャズスタンダード曲30曲

 

曲名 難易度 リズムの種類
All of me 1 Medium Swing
Autumn leaves 2 Medium Swing 〜 Fast Swing
Bye bye blackbird 2 Medium Swing
Fly me to the moon 2 Medium Swing, Bossa Nova
The girl from Ipanema 7 Medium Bossa Nova
It’s only a paper moon 4 Medium Swing
It don’t mean a thing 2 Medium Swing 〜 Fast Swing
LOVE 1 Medium Swing
Lullaby of birdland 5 Medium Swing
Misty 8 Slow Swing (Jazz Ballad)
My favorite things 5 Medium Swing 〜 Fast Swing
Moon river 3 Slow Swing, Even Ballad, Slow Bossa Nova
My funny valentine 5 Slow Swing, Even Ballad
On the street where you live 5 Medium Swing 〜 Fast Swing
On the sunny side of the street 4 Medium Swing
Over the rainbow 7 Slow Swing, Even Ballad
Route66 7 Medium Fast Swing, Blues
The shadow of your smile 6 Medium Bossa Nova
Satin doll 4 Medium Swing
Sing sing sing 3 Medium Swing 〜 Fast Swing
Smile 3 Slow Swing, Even Ballad, Slow Bossa Nova
Summertime 3 Slow Swing
Someday my prince will come 5 Medium Swing
‘S wonderful 3 Medium Swing 〜 Fast Swing
Take the A train 4 Medium Swing 〜 Fast Swing
Tea for two 4 Medium Swing
What a difference a day made 5 Medium Swing
What a wonderful world 4 12/8 feel
When you wish upon a star 5 Slow Swing, Even Ballad
You are my sunshine 2 Medium Swing

ジャズビギナーでもレパートリーにしやすいジャズスタンダード30曲の紹介と参考音源

All of me

ジャズボーカリストが取り組むスタンダード曲としては、最も有名で知名度も高く、メロディーも比較的シンプルなため取り組みやすい1曲です。歴代のジャズディーバたちもたくさんの名録音を残しています。歌詞の量も少なめなので、しっかりとスイングのリズムに乗って楽しみましょう。

有名なバージョンはやはりエラフィッツジェラルド・Ella Fitzgeraldでしょうか。他にもたくさんのアーティストがカバーしていますので、色々聞いてみましょう。

(下記はYouTubeリンクです。ウェブサイト上に埋め込んでしまうと著作権違反になってしまうので、下記リンクからご試聴いただきながら、下記記事もご覧くださいね。)

色々なアーティストの音源を聴くのに便利なのは、YouTubeももちろん便利ですが、私自身が活用しているのはSpotifyやapple musicなどのサブスクリプションです。

SpotifyやApple musicと音楽アプリのコラボが最高に便利な件(別記事、近日公開予定)

Autumn leaves

もともとはシャンソンの曲ですが、今はジャズボーカルの定番曲として歌われる1曲です。コード進行も非常にスムーズで、ジャズセッションなどでもよく取り上げられる曲ですね。

かっこいいのはSarah Vayghan・サラヴォーンですね。とてもテンポが速いですが、スキャットもぜひまねしてみてください。

Bye bye blackbird

明るいメロディーとは対照的な歌詞がついているバイバイブラックバード(Bye bye blackbird)もメロディーラインがとてもシンプルなので、初心者にも取り組みやすい1曲です。

歌詞の由来は出稼ぎに来ていた女性が地元に戻る話を元にしていると言われています。こういった曲のエピソードなどをしっかりと知ることで、曲への理解が深まり、より演奏も充実していくことになりますよね。

ジャズボーカルをやるなら、英語を少しでも頑張ろう!(別記事公開予定)

ジュリーロンドン・Julie Londonはベースと一緒に歌い始めてかっこいいですね。こういったアレンジも参考にすると良いと思います。

個人的に好きなバージョンはSara Gazarek・サラガザレクです。おしゃれで、小粋な感じが大好きなアーティストです。Bye bye blackbirdとBlackbirdの2曲を行き来するようなアレンジです。ちなみに彼女がよく一緒に演奏しているピアニストのジョシュネルソン・Josh Nelsonも素晴らしいのでぜひ注目してください。

Fly me to the moon

私がジャズボーカルレッスンを行う中で、生徒さんからリクエストされることが最も多い曲です。映画エヴァンゲリオンなどでも使用されていたため、ジャズ愛好家出なくてもこの曲はご存知の方が多いのではないでしょうか。

メロディーもシンプルなので、ジャズ初心者のシンガーの皆さんでも取り組みやすいと思います。

またスイングのリズムでもボサノバのリズムでも歌いやすいため、いろんな人のカバーを聞いて、自分の好みを探ってみるのも楽しいですね。

有名なバージョンは色々ありますが、ここでは違ったタイプのカバーをいくつか貼っておきますので、聴き比べてみてくださいね。

スイングのリズムで歌っています。いわゆる正統派。フランクシナトラ・Frank Sinatraの演奏です。

シナトラの半生を撮った映像をNetflixでみましたが、なかなかの波乱の人生ですね。こういったアーティストそれぞれの生い立ちやパーソナリティなどを知ることも、音楽をより深く味わうためには重要です。

音楽をより深く知りたいならNetflixやAmazon primeでたくさん映画を見ることがおすすめな理由(別記事)

ボサノバのリズムで歌っています。これもよくある感じです。ジュリーロンドン・Julie Londoですね。

よりアコースティックな演奏になるとダイアナパントン・Diana Pantonとかも可愛らしいですね。彼女はVerseヴァースといって、いわゆる前奏のような部分から歌っています。

ジャズのスタンダード曲の多くは、このヴァースの部分がある曲が結構多くあるので、この部分も一緒に覚えてしまうと良いと思います。

宇多田ヒカルさんの演奏には、少しファンクの要素が入っています。

最近はポップスシンガーがジャズをカバーすることが増えましたね。
日本人歌手のジャズをカバーのまとめ(別記事)

The girl from Ipanema

アストラッドジルベルト・Astrud Gilbertoの歌でとても有名なこの曲は、アントニオカルロスジョビン・Antonio Carlos Jobimの作曲。

緩やかなボサノバのリズムに乗って美しいメロディーが紡ぎ出されますが、実はこの曲、簡単そうに見えてなかなかの南極です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

It’s only a paper moon

明るい雰囲気なこちらの曲も初心者でも比較的取り組みやすい曲です。メロディーもシンプルで、歌詞も繰り返し部分が多いため、英語が苦手な方でも取り組みやすいと思います。

カルチャースクールのジャズボーカルレッスンでも取り上げましたが、歌詞の繰り返しも多く、メロディもキャッチーなので、みなさんすぐに覚えてくださいました。おすすめ。

有名なカバーはナットキングコール・Nat King Coleかなと思います。ナットキングコールの音源だけでも、もっとテンポがゆっくりのものや、曲の構成を変えている音源もありますので、ぜひ色々聞いてみてくださいね。

It don’t mean a thing

ジャズらしい雰囲気を味わえる曲と言えばこの曲だと思います。

日本人歌手ではJUJUさんなど日本人アーティストもカバーされており、ディズニーランドのショーなどでも使われています。

テンポが早いですが歌詞の途中はドアドアと言うスキャットの言葉になっていますので(Scat Syllable・スキャットシラブルと呼びます)スキャットを体験してみたいと言う方にもオススメです。

比較的新しい音源の中で有名な音源は、トニーベネットTony BennettとレディーガガLady Gagaのコラボレーションでしょうか。二人とも素晴らしいですね。

JUJUさんの音源をレッスンにもってみえる生徒さん、多いですよ。やっぱり人気があるのですねー。

LOVE, L-O-V-E

ジャズのスタンダードソングを初めて歌ってみたいと言う方にお勧めするのがこの曲です。

とても明るく楽しい雰囲気を持っているため、ジャズは小難しいと言う気持ちを持たなくて歌えます。また歌詞もLOVEという単語を1文字ずつ説明していくような内容で、非常にわかりやすいため、英語が苦手な方でも大丈夫です。

ドラマGleeでも使用されていて、聞かれたことのある方もみえるかもしれません。

有名なカバーは、ナットキングコール・Nat king Cole、そして娘さんのナタリーコール・Natalie Coleでしょう。素晴らしい演奏ですね。ジャズ特有のスイングのリズムをしっかり感じながら、身体を動かしながらリズムをとりましょう。

こちらのGleeのカバーも可愛らしい雰囲気でいいですね。ジャズ曲でハモリにチャレンジしてみるのもグッドです♪

Lullaby of birdland

バードランドの子守唄・Lullaby of birdlandも、とても人気があります。

特にサラ・ヴォーンのスキャット(Scat)がとても有名ですね。もしスキャットにもチャレンジしてみたい方はサラ・ヴォーンSarah Vaughanのコピーをしてみると良いと思います。

ポイントとしては、スイングのリズムにしっかり乗って歌詞を歌うことが大事ですね。他の曲に比べて歌詞の量が比較的多いため、まずはゆっくりのテンポから確実にマスターしていってくださいね。

サラ・ヴォーンの音源もぜひ聞いてみてください。

(別記事)スキャットをするならジャズの演奏をコピーする時はSpotifyとAmazing Slow Downerの組み合わせが最高すぎます。

Misty

この曲も「いつか歌いたい!」憧れの曲とおっしゃるジャズビギナーの方が多いです。

エロールガーナー作曲で、特にBメロの盛り上がりが美しいです。かなり音域が広い曲のため、音域の狭い方は向きません。また音程も取りにくく難しい部分が複数あるため、ある程度の経験者向きの曲です。

とはいえ、とても美しい曲なので、チャレンジしがいのある曲と言えそうですね。

Moon river

ムーンリバーは、オードリー・ヘプバーンが窓辺で歌っている姿がとても有名ですが、ジャズミュージシャンにもたくさんカバーされている名曲です。

ゆったりのバラードで歌うのもよし、ボサノバで少しテンポアップして軽やかに歌うのもよし、いろいろなアレンジができる曲です。

ジャズボーカルを始められたばかりの方は、この辺の音源を参考にされると良いのではないでしょうか。

ジェーンモンハイト・Jane Monheitの声はとても美しいので、一聴の価値があると思います♪素敵。

あまりフェイクなどを入れすぎず、シンプルにメロディーの美しさを感じられるように歌ってみてください。

My favorite things

My favorite things(マイフェイバリットシングス)はもともと映画サウンドオブミュージック(Sound of music)がオリジナルで、ミュージカルソングと言う印象が強い方も多いかもしれませんが、ジャズミュージシャンの中では非常によく演奏されるスタンダード曲です。ジャズの曲集にも必ずと言っていいほど入っています。

やはり1番有名なのはJohn Coltraneのカバーだと思います。優しくてかわいい映画のイメージとはガラッと変わり、クールでかっこいい印象に大きく編曲されていて、憧れる方が多いのも頷けます。

オリジナルのサウンドオブミュージックの中での演奏はこちら。

ジョンコルトレーンの演奏はこちら。

ジャズシンガーのカバーでおすすめはこちら。

My funny valentine

マイファニーヴァレンタイン・My funny valentineで1番有名な音源は、Chet Bakerのカバーかもしれません。

この曲はバレンタインのチョコの話と勘違いされている方が多いですが、2月のバレンタインデーの事ではなくバレンタインさんについての曲です。

余談ですが、同じようなことで言えばニューヨーク在住のジャズピアニスト、フレッド・ハーシュ(Fred Hersh)の曲にもValentine (I wish)と言う曲がありますが、それもバレンタインデーの歌ではないですね。

チェットベイカーの演奏はとてもシンプルで、そして情感たっぷりです。素晴らしいのでぜひ一度聞いてみてくださいね。

On the street where you live

映画「マイフェアレディ(My fair lady)」がオリジナルの、君住む街角・On the street where you liveも人気です。

軽快な曲なので、私自身はゆっくりのテンポではなく、少し早めのスイングのリズムでカバーしています。

歌詞の量が結構多いので、しっかりと英語を発音しながら、スイングのリズムにしっかり乗って歌うことが大切ですね。

オリジナルの映画版はこちら。ヴァース部分も歌っていますね。

ドリスデイ・Doris Dayのバージョンも可愛らしいですね。しっかりスイングのリズムに乗りながら歌ってみましょう。

On the sunny side of the street

On the sunny side of the streetは、「明るい街角で」と言う邦題がついているだけあって、とても明るくて楽しい曲です。ディジー・ガレスピーが歌っているバージョンは、特に陽気な雰囲気が出ていて私も好きなトラックです。

メロディーもわかりやすいですが、初めから大きく音が飛ぶので、しっかりと音程をとらえて、音程をシャクらないように歌うとかっこいいと思います。しっかりと上がった先のターゲットの音を思い描きながら歌ってみましょう。

エスペランサスポルディング・Esperanza Spaldingの演奏も素敵です。

Over the rainbow

オズの魔法使いの中で歌われたOver the rainbow(虹の彼方に)は、アメリカンポップの中でも最も素晴らしい曲のうちの1つと表されている曲です。

決して長い曲ではありませんが、1曲の中でしっかりと緩急があり、曲の中でストーリーが見える展開は本当に素敵ですし、私も大好きな曲の1つです。

この曲は音域が広い方にオススメする曲ですね。ジャズの初心者の方でもきっと曲自体はご存じだと思いますが、いきなり頭から大きく音が飛びますので、音域が狭い方は歌いにくいかもしれません。

また、途中の部分(Bメロ)はかなり歌詞が込み入っているため、英語が苦手な方も難しいと思います。まずはゆっくりのテンポから進めてみてください。

オリジナルバージョンはこちら。

ジャズアーティストのカバーだと、Ella Fitzgeraldエラフィッツジェラルドの演奏が有名だと思います。

彼女はヴァースの部分から歌っていますね。ちなみにヴァース部分の最後の部分、初心者だと音程が不安定になりやすいので、特に注意して練習してみてください。

ジェーンモンハイトの音源は彼女の声の美しさが出ていて、私も好きな音源の1つです。

Route66

ジャズボーカルセッションのエンディングなどでもよく歌われるブルース進行の曲ですね。

アメリカのルート66上にある各街を順番に列挙していくような歌詞がつけられています。

コード進行もブルースのコード進行を使っているため、とてもわかりやすく、スキャットやったことがない初心者ジャズボーカリストでも、比較的取り組みやすいと思います。

歌詞はかなり細かく、込み入っているので、ゆっくりのテンポに落としてからしっかりスイングのリズムを感じながらジャズの醍醐味を味わってください。

ナタリーコール(Natalie Cole)の音源は私もジャズを始めたばかりの時になんどもなんども聴きました。

お父さんのナットキングコールの演奏です。

The shadow of your smile

邦題はいそしぎ、この曲もとても生徒さんから人気があり、よくリクエストされます。ボサノバのリズムで落ち着いた雰囲気の曲です。

音飛びが結構多いので、音程をしっかりととっていくことが重要です。またボサノバのリズムにしっかり乗り身体を揺らしながら歌うと気持ち良く歌えると思います。

Satin doll

デュークエリントンDuke Ellington作曲のSatin Dollサテンドールも、比較的取り組みやすい曲だと思います。

歌詞もしっかりと韻が踏まれていて特徴的です。英語が苦手な方も韻を踏んでいる部分を意識しながら歌うことが大切です。

ビッグバンドのアレンジなどもとてもかっこいいので、ぜひいろいろなカバーを聴いてみてください。

ナンシーウィルソンNancy Wilsonも素晴らしいシンガーですね。Save your love for meがとても有名ですが、他にもHappy talkなど素晴らしい音源をたくさん残しています。Nancy wilsonをまだ聞かれたことにない方は、ぜひチェックしてみてください。

Sing sing sing

テンポが速く早いスイングで演奏されることの多いシングシングシングですが、もともとはクラリネット奏者のベニー・グッドマンの作品です。

ベニー・グッドマンオーケストラの音源にはジャズシンガーは入っていませんが、ぜひこの音源もオリジナルとして聞いておいて欲しい曲です。

歌詞はとても簡単でわかりやすいので、初心者でも取り組みやすいと思います。まずはゆっくりのテンポから始めて、しっかりとスイングのリズムを感じながら練習し、少しずつテンポアップしていくのが良いと思います。

Andrew sistersのようにコーラスでハモるのもかっこいいですね。

Smile

チャーリーチャップリンの作品で、日本の中でも最も歌われているジャズスタンダード曲のうちの1つではないでしょうか。

苦しい時ほど笑顔で、というような内容の歌詞も素晴らしく、ぜひ細かいところまでチェックしてほしい名曲です。

ゆっくりのバラードでももちろん素敵ですし、ボサノバなどのリズムで演奏するのも美しいなと思います。様々な人のカバーを聞いて自分の好みを探ってみるのも良いですね。

最も有名なバージョンはナットキングコールだと思います。ゆったりしたスイングのリズムにのって歌っています。

その他は、トニーベネットTony Bennettは外せませんね。

Summertime

もともとはポーギー&ベスという、オペラのために書かれたGeorge Gershwin作曲の作品です。

現在はジャズミュージシャンにも非常によく演奏されている作品です。ブルージーな少しダークな雰囲気を持つ曲なので、ジャズミュージシャンに愛されているのでしょう。

歌詞の量は少なく、英語も難しい単語が少ないのでジャズを始められたばかりの方でも取り組みやすい曲だと思います。

有名なテイクとしてはElla FitzgeraldとLouis Armstrongの音源ですね。エラとルイは”Ella & Louis”というアルバムも出していて、これも必聴盤です。

Someday my prince will come

いつか王子様がという邦題でもとても有名なこの曲は3拍子のワルツの曲です。

圧倒的に4拍子の曲が多いので、1つこういった曲がレパートリーだとバリエーションも広くなり良いですね。

最も有名なテイクはジャズピアニストのBill Evansの演奏だと思いますので、ボーカルものでなくてもぜひそちらはチェックしておきましょう。

‘S wonderful

Wonderful, marvelous, niceなど素晴らしいと言うことを表現する言葉が何個もつながって出てきます。歌詞の内容を理解しながら演奏するとより素敵な演奏になると思います。

有名なテイクはサラ・ヴォーンでしょうか。テンポを速く歌う方も見えますし、ミディアム位のゆったりとしたテンポで歌う方も多いです自分の好みに合わせて練習してみましょう。

エラフィッツジェラルドはヴァースから歌っていますね。

Take the A train

ジャズ王道の曲といえばこの曲!と言うほど有名なTake the A train、A列車で行こうです。

イントロ聞いたらジャズミュージシャンは勝手に反応してしまうほど、有名なイントロです。

まずはDuke Ellington Orchestraの音源を押さえましょう。

実際のところ、よっぽど何か意図的にアレンジをしない限り、他のイントロでスタートすると言う事はあまりないかもしれない、と言うほど有名ですね。

こちらのNikki Yanofskyのバージョンは、ヴォーカリーズ(vocalese)と言って、楽器のアドリブに歌詞をつけて歌うと言う形式をとっていてとてもかっこいいですね。

ある程度の経験者になってきたら、こういったものも参考にされると良いと思います。

(別記事)ヴォーカリーズの達人たち・マークマーフィー、ジョンヘンドリクス、ダーモンミーダー、アルジャロウなどなど

Tea for two

Tea for twoは、「2人でお茶を」という邦題のついている、とてもハッピーな歌詞の曲です。

この曲も歌詞の中で、しっかりと韻を踏んでいるので、そういった点も意識的に歌うと良いと思います。またとてもきれいなヴァース(前奏)の部分もあるので、余裕のある方はそこからスタートすると美しい仕上がりになると思います。

クラシカルな雰囲気がいいですね。Doris Dayの音源です。

Sara Gazarekも爽やかでいいですね。

What a wonderful world

最も有名なバージョンは、やはりLouis Armstrongの演奏でしょう。ゆったりとしたテンポでこの世の中の素晴らしさを歌っています。

たくさんの人に愛されている曲で、歌詞も素晴らしいです。

Rod Stewartもカバーしていますね。

シンプルにルイ・アームストロングに似せたバラードで歌うのも良いと思いますし、大胆にアレンジするのもかっこいいと思います。

手前味噌になりますが、私はがらっと雰囲気を変えて3枚目のアルバムの1曲めに収録しました。

爽やかでなかなかよいアレンジになったかなと思います。ジャズアレンジについての話をこちらのYouTube動画でしています。よかったらこちらもご覧ください。

What a difference a day made

昨日と今日は同じ24時間のはずなのに、あなたに出会ったことで昨日とは全く違う24時間に感じてしまうと言う声に落ちた人の歌です。

とても古い曲ですが、今歌っても色褪せない、とても素敵な曲です。ゆったりのテンポで歌うのもかっこいいですし、少しテンポを早めて見てもかっこいいかもしれません。

ナタリーコールはゆったりしたスイングのリズムで歌っています。

Jamie Cullumの演奏も、かっこいいですね。

When you wish upon a star

When you wish upon a star星に願いをも、もともとはディズニーの曲ですが、ジャズでよく演奏されるうちの1曲です。

over the Rainbow (虹の彼方に)と同じようにど頭から音飛びが結構大きいですので、音域が狭い方には難しいかもしれません。シンプルで美しいメロディーなので、取り組みやすいとは思いますが、音域が狭い方はキーを決めるときに特に注意してくださいね。

自分にあったキー、自分にあった曲を選ぶことが大切です。

Gregory Porterも今をときめくジャズボーカリストの1人ですね。素晴らしい声。

You are my sunshine

誰もが知ってる定番の曲ですね。

シンプルですが、歌詞が5番まであるんですよ。実は全部歌える方は少ないのではないでしょうか?

様々なカバーがありますが、最近ですとサラ・ガザレクのカバーは素敵ですね。軽快なリズムにのって楽しく演奏するのが良いと思います。

この記事のまとめ

・難易度を参考にしつつ、ご存知の曲からスタートしましょう。

・好きな曲からスタートするのが長続きするコツです。

・参考にするのはなるべくシンプルに歌っている人をさがしましょう。

・できれば日本人ではなく、海外アーティストを参考に。

・たくさんのカバーを聞くことで、ジャズのリズムに慣れていきましょう。

初心者ジャズシンガー、はまず知っているスタンダード曲からチャレンジしてみましょう。

いかがでしたか?ご存知の曲はありましたか?

ジャズ初心者の方は、まずはご存知の曲からスタートされるのをお勧めします。プロジャズシンガー目線からの難易度もぜひ参考にしてみてくださいね。

そして、ここに挙げた曲のほとんどは、こちらの私のYouTubeチャンネルにカラオケがありますよ。ほとんど毎日更新していますので、ぜひチャンネル登録をお願いしますね。

現在、チャンネル登録者のほとんどが海外の方なので、英語表記が多いですが、レッスン動画などは、日本語字幕も入れてあります。