ジャズスタンダード曲(ミディアムテンポ)のまとめ【プロジャズシンガーおすすめ】
- ジャズスタンダード曲のおすすめを知りたい。
- プロシンガーのおすすめジャズ曲を知りたい。
- かっこいいカラオケと一緒に歌いたい。
- ジャズってかっこいいけれど、どんな曲からトライしたらいいかわからない。
- ジャズらしい雰囲気を持った曲を知りたい。
- 自分のジャズレパートリーを増やしたい。
- ミディアムテンポのスイングスタイルのジャズ有名曲を知ることができる。
- 自分の好みのジャズスタンダードナンバーを知ることができる。
- 新しいレパートリーを発掘することができる。
- ジャズスタンダード曲(ミディアムテンポ)のまとめ【プロジャズシンガーおすすめ】
- ジャズの王道ミディアムスイングのスタンダード曲を極めよう
- ボーカリスト向けジャズスタンダード有名曲39選(ミディアムスイング編)カラオケもご紹介。
- 超初心者ジャズボーカリスト向けスタンダード曲
- All of me – オールオブミー
- Blue moon – ブルームーン
- Bye bye blackbird – バイバイブラックバード
- Day by day – デイバイデイ
- The days of wine and roses – 酒とバラの日々
- Fly me to the moon – フライミートゥーザ・ムーン
- It don’t mean a thing – スイングしなけりゃ意味ないね
- L-O-V-E – ラヴ
- On the sunny side of the street – 明るい街角で
- 初級者ジャズボーカリスト向けスタンダード曲
- Almost like being in love – オールモスト ライク ビーイング イン ラブ
- East of the sun – イースト オブ ザ・サン
- A foggy day – 霧深き日 フォギーデイ
- I didn’t know what time it was – 時のたつのも忘れて
- I can’t give you anything but love – 捧げるは愛のみ
- I’ve never been in love before – 初めての恋
- It had to be you – 君しかいない
- It’s only a paper moon – ペイパームーン
- Like someone in love – ライクサムワンインラブ
- Raindrops keep falling on my head – 雨に濡れても
- Satin doll – サテンドール
- Tea for two – 二人でお茶を
- Take the A train – A列車で行こう
- 中級以上のジャズボーカリスト向けスタンダード曲
- But not for me – バットノットフォーミー
- Candy – キャンディ
- Isn’t it romantic? – ロマンティックじゃない?
- I’ve got you under my skin – あなたはしっかり私のもの
- A lovely way to spend an evening – 素敵な夜の過ごし方
- Night and day – 夜も昼も
- On the street where you live – 君住む街角で
- Speak low – スピークロウ
- Someday my prince will come – いつか王子様が
- There will never be another you – あなたなしでは
- Waltz for Debby – ワルツフォーデビー
- マイナーキーのジャズボーカリスト向けスタンダード曲
- Autumn leaves – 枯葉
- All the things you are – 君は我が全て
- Lullaby of birdland – バードランドの子守唄
- Softly as in the morning sunrise – 朝日のように爽やかに
- You and night and the music – あなたと夜と音楽と
- You’d be so nice to come home to – 帰ってくれたら嬉しいわ
- ジャズシンガーはまず、スタンダード曲ジャズの王道、ミディアムスウィングを極めよう
ジャズの王道ミディアムスイングのスタンダード曲を極めよう
今日は、ジャズの1番の特徴であるスウィング(SWING)スタイルで演奏される曲を集めました。(この中にある曲でもスウィング以外のリズムスタイルで演奏する場合もあります。)
歌いやすいテンポの曲ばかりを集めてみましたので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ボーカリスト向けジャズスタンダード有名曲39選(ミディアムスイング編)カラオケもご紹介。
現役プロジャズシンガーがおすすめする、ミディアムスイングの曲はこちらです。
明るい雰囲気を持った曲(メジャーキーの曲)、暗い雰囲気を持った曲(マイナーキーの曲)に分けてご紹介します。
超初心者ジャズボーカリスト向けスタンダード曲
最初は誰でも取り組みやすい超初心者向けの曲から紹介していきます。
- All of me
- Blue moon
- Bye bye blackbird
- Day by day
- The days of wine and roses
- Fly me to the moon
- It don’t mean a thing
- L-O-V-E
- On the sunny side of the street
All of me – オールオブミー
誰もが知るジャズスタンダードで、知名度も抜群です。ジャズをあまりご存じのない方でもCMや映画のBGMなどで聴かれたたことのある方も多いはず。ジャズボーカルをやるならこの曲は外せません。コード進行がシンプルなので、スキャットの練習にも最適です。
有名なテイクはやはりエラ・フィッツジェラルドやフランク・シナトラなどを聞いておきましょう。
女性ならKey of F, 男性ならKey of Bbくらいが標準かなと思います。
Blue moon – ブルームーン
比較的歌詞もシンプルで、明るくて歌いやすい曲だと思います。
Bメロが少し歌詞が詰まっているので、まずはゆっくりのテンポから練習して、歌詞がスムーズに歌えるように練習してみてくださいね。
Bye bye blackbird – バイバイブラックバード
メロディーが非常にわかりやすいので、初心者にもオススメできる曲です。
曲の印象とは反して歌詞の内容が非常に深いので、余裕のある方はぜひ和訳などを確認して、理解を深めていただくと、よりこの曲の魅力がわかってくると思います。
Day by day – デイバイデイ
日毎にあなたのことが好きになっていくという歌詞がついてる熱いラブソングですね。この曲もメロディーがわかりやすいので初心者でも取り組みやすいと思います。
The days of wine and roses – 酒とバラの日々
酒とバラの日々と言う邦題がついているジャズスタンダードソングですが、古くから多くの人に親しまれている曲だと思います。インストだとテンポが速く演奏される場合も多いですが、ジャズボーカルの場合は少しゆったりとしたテンポでカバーするとこの曲の雰囲気が味わえるのではないでしょうか。ぜひチャレンジしてみてください。
Fly me to the moon – フライミートゥーザ・ムーン
ジャズを始めたばっかりの方から必ずと言っていいほどやってみたい曲として上がるこのフライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン。シーエムや映画などでもたくさん使われているため初心者でも取り組みやすい曲ナンバーワンだと思います。
スイングのリズムだけではなくボサノバやファンクスタイルなど様々なスタイルでカバーしやすいのもいいですね。
Fly me to the moonのスイングスタイルのカラオケはこちら。
Fly me to the moonのボサノバスタイルのカラオケはこちら。
It don’t mean a thing – スイングしなけりゃ意味ないね
とてもシンプルな構成ですが、スイングのリズムに乗って気持ちよく歌える1曲です。歌詞の量もすくないので初心者にもバッチリです。しっかりと身体全体でリズムを感じながら歌いましょう。
L-O-V-E – ラヴ
LOVEのそれぞれの頭文字に歌詞をつけて歌っていくとってもラブリーな曲です。歌詞もわかりやすいため、初心者の1曲目としてもスイングのリズムを感じやすくて最適だと思います。余裕がある方はハモったりするのもグッドですね。Gleeでカバーされているバージョンはわかりやすくて良いと思います。
On the sunny side of the street – 明るい街角で
明るい街角でと言う邦題がついているように、下向いてばかりないで顔を上げて外に飛び出そうと言うような前向きな歌詞がついています。楽器奏者にもよく好まれる曲で、ディジー・ガレスピーのカバーは絶品ですね。この曲で歌ったりもしているのでぜひ聴いてみてください。スイングのリズムを存分に味わえると思いますよ。
初級者ジャズボーカリスト向けスタンダード曲
- Almost like being in love
- East of the sun
- A foggy day
- I didn’t know what time it was
- I can’t give you anything but love
- I’ve never been in love before
- It had to be you
- It’s only a paper moon
- Like someone in love
- Raindrops keep falling on my head
- Satin doll
- Tea for two
- Take the A train
Almost like being in love – オールモスト ライク ビーイング イン ラブ
明るくてキュートなミディアムテンポからアップテンポが似合うジャズスタンダード曲です。
最も有名なテイクはNatalie Coleのテイクだと思います。リズムにしっかり乗って、軽快に歌いましょう。少し速めのスイングが似合います。エンディングでスキャットなどをするのもかっこいいです。私のカバーもぜひ聴いてみてくださいね♪
East of the sun – イースト オブ ザ・サン
非常に古い曲で、歌詞も曲も既に著作権切れ(パブリックドメイン)の曲です。そのためCDなどに入れても著作権料はかかりませんので安心して使用できるような曲になっていますね。音飛びが結構大きいので、音程が不安定にならないように気をつけながら歌ってみましょう。
A foggy day – 霧深き日 フォギーデイ
霧の多いロンドンの情景を歌ったこの曲。カバーしている人は意外に少ないように思いますが、とても美しいメロディーの曲なので、ぜひ交わしてもらいたいところです。曲の最後の部分が音飛びが多いので丁寧に歌うように心がけてみましょう。
I didn’t know what time it was – 時のたつのも忘れて
あなたと過ごしていると今がいつで、どれぐらい時間が経っているのかわからない位あなたって素敵と言うラブソングです。曲がスタートするときはマイナーコードからスタートするので一瞬暗い曲かと思いますが、展開していく中でメジャーキーの曲だということがわかります。曲展開を考えながら歌っていきたいところですね。
I can’t give you anything but love – 捧げるは愛のみ
こちらの曲もとても人気のあるジャズスタンダードソングです。版で動く部分があるので少し難しいと感じる方もおられるかもしれませんが、メロディーがわかりやすいのでしっかり覚えながら歌っていきましょう。can’tの発音がcanにならないように気をつけましょう。全く反対の意味になってしまいますからね。笑
I’ve never been in love before – 初めての恋
私も大好きなジャズスタンダード参加のうちの1つですが、こちらもラブソングです。ジャズスタンダード曲のほとんどは恋愛の歌ですね。
もともとはガイズアンドドールズと言うミュージカルから派生していますが、余裕があればそういったミュージカルのバージョンも聞いてみると曲への理解が深まっていきますね。
It had to be you – 君しかいない
Isn’t it romanticと並んで、キュートに歌いたいジャズスタンダードナンバーです。ずっと探し続けていた人は君なんだ!というラブソングです。小粋に歌いたいナンバーです。
It’s only a paper moon – ペイパームーン
君が僕のことを信じてくれるならこの愛も本物になるさと言うようなラブソングですね。
曲の最初から1オクターブ音が飛ぶので、イントロの間にしっかりと準備をして音程をきっちりとっていきましょう。Nat King Coleのバージョンがとても有名です。女性でしたらナタリー・コールも交わしているので両方チェックしておいてください。
Like someone in love – ライクサムワンインラブ
最近私、恋に落ちている人のように星をじっと見つめたり甘いギターの演奏を聴いたりしている。と言う歌詞で始まるこの曲、これもラブソングの名曲ですね。
こういったラブソングは、実際に自分自身がそのシチュエーションにいなくても、そういった場面を想像しながら表情豊かに歌うことが大切です。妄想力ですね。笑
Raindrops keep falling on my head – 雨に濡れても
雨にぬれてもと言う邦題がついています。作曲はBurt Bacharach。バートバカラックはカーペンターズのカバーでも有名なClose to youや、アルフィーなども作曲しています。現代のポピュラーミュージック作曲家の重鎮の1人です。
たくさんのアーティストがカバーしており、世界中で愛される名曲の1つです。
Satin doll – サテンドール
ビリーストレイホーンが作曲し、デューク・エリントン楽団で最初に演奏され、その後歌詞がついたとの曲。ねぇねぇ彼女、僕と一緒に遊ばない?なんて言う少しナンパな歌詞がついているこの曲。
スラングだらけの歌詞ですが、軽快なメロディーなので、楽器奏者にもシンガーにも愛されている曲です。時代背景も味わいながら歌っていきたい名曲です。
Tea for two – 二人でお茶を
2人でお茶をと言う放題がついていますが、この曲もバスがとても美しいので、ぜひトライしていただきたいジャズスタンダード曲です。
未来の家族での生活を夢見ながら歌っている曲なので、実際に歌詞の様子を思い浮かべながら歌っていくと雰囲気が出ると思います。歌詞が詰まっているので、上手にブレスをしながら歌っていきましょう。
Take the A train – A列車で行こう
A列車で行こうと邦題がついていますね。ハーレムの方向に向かっていくえートレインに乗り遅れるなよ!と言うような歌詞がついています。テンポよく軽快に歌いたいですね。半音で動く部分がたくさんありますので、スイングのリズムに乗ってしっかり歌っていきましょう。
中級以上のジャズボーカリスト向けスタンダード曲
- But not for me
- Candy
- Isn’t it romantic?
- I’ve got you under my skin
- A lovely way to spend an evening
- Night and day
- On the street where you live
- Speak low
- Someday my prince will come
- There will never be another you
- Waltz for debby
But not for me – バットノットフォーミー
テーマの部分もとてもおしゃれですが、テーマの前に付いているバース部分もメロディアスで美しいので、余裕のある方はぜひバースも含めて練習してみてください。チェット・ベイカーのカバーも有名ですね。
Candy – キャンディ
歌詞の内容からも男性シンガーがカバーしている場合が多いですね。1丁目から高い音から入るので、イントロの段階でしっかり元の音を意識しながらスタートしてみましょう。Bメロはなかなかメロディーが難しいので、模範演奏等をぜひ何度も聴いて覚えてみてください。
Isn’t it romantic? – ロマンティックじゃない?
とても可愛らしい雰囲気を持った曲なので、9人に歌いたいところですね。この曲も美しいバスの部分がありますので、余裕のある方はぜひそちらもトライしてみてください。あまり歌われていないことが多いので、他の方と差別化するには良い曲だと思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
I’ve got you under my skin – あなたはしっかり私のもの
コールポーターの名曲です。コールポーターはたくさんの名曲を排出していますが、もともとはミュージカルのために書いた曲が多いです。Night and dayも彼の作品ですね。
A lovely way to spend an evening – 素敵な夜の過ごし方
あまりカバーしている人を見かけませんが、この曲も非常に美しい曲なのでぜひ皆さんにカバーしてもらいたい曲です。私はセカンドアルバムでカバーしました。
この曲で有名なカバーと言えば、アン・バートンです。オランダの歌姫と呼ばれた人でぜひ押さえておいて欲しい女性ジャズシンガーです。
Night and day – 夜も昼も
先ほどI’ve got you under my skinでもでてきたコールポーターの作品です。小編成のジャズバンドでのライブではあまり歌われませんが、バスも非常に特徴的です。ビックバンドなどで演奏する時はジャズでもバスから演奏されることが多いです。
On the street where you live – 君住む街角で
映画マイフェアレディから、邦題では、君住む街角と言う題名がついています。
映画やミュージカルの中ではゆったりとしたテンポで演奏されることが多いですが、せっかくなのでジャズバンドでは軽快に歌いたいところですね。
音飛びが大きいので、音域が狭い方には少し難しいかもしれません。しっかりとメロディーをとらえてリズムに乗って歌っていきましょう。
Speak low – スピークロウ
この曲はボサノバのスタイルでもよく歌われますが、スイングのスタイルでもよく似合う曲です。最初の音が9子の音からスタートしますので、イントロの間にしっかりと音程をとって曲に入りたいですね。途中3連符なども出てくるのでリズムよく歌っていきたいところです。
Someday my prince will come – いつか王子様が
いつか王子様が、という放題のついているラブリーの曲です。ジャズの曲はどうしても4拍子の曲が多いですが、ワルツのリズムに乗って軽快に歌いたいですね。インストでもよくカバーされる曲です。
ぱっと聞くと、歌いやすそうかなぁ?と思いますが、実際に歌ってみるととても音域が広いので、結構苦労することが多いです。キーの設定がとても重要なので、いろいろなキーで試して歌ってみましょう。
There will never be another you – あなたなしでは
歌詞は別れ話の内容ですが、メロディーは明るく楽しい雰囲気があります。あなたと別れてこれからまた別の秋や別の春なども過ごすことになるだろうけれどもThere will never be another youあなたのような人は他にいないだろう、と。
音域が広い曲なので、しっかり音程をとって歌いましょう。音域が狭い方は、向かないかもしれません。フェイクをしたりするのも良いですね。
Waltz for Debby – ワルツフォーデビー
Bill Evansの名曲です。3拍子のジャズワルツで歌うことが多いですが、3拍子で1周だったとその後に4拍子に変えてもう1周演奏することも多いです。
Bill Evansから娘へのお手紙のような素敵な歌詞を味わいながら歌ってみましょう。
マイナーキーのジャズボーカリスト向けスタンダード曲
- Autumn leaves(初心者)
- All the things you are(中級)
- Lullaby of birdland(初級)
- Softly as in the morning sunrise(中級)
- You and night and the music(初級)
- You’d be so nice to come home to(初級)
Autumn leaves – 枯葉
秋にはぴったりの名曲、枯葉です。もともとはフランス生まれのシャンソンの曲ですが、今やジャズの定番中の定番の曲になっています。少しダークな雰囲気と美しいメロディーで大人っぽい雰囲気を味わえると思います。わかりやすいコード進行なので初心者にもおすすめ。スイングのリズムだけでなく、ボサノバでも合います。
ジャズボーカルだけではなくインストでもよく演奏されますので、インストのカバーもぜひ聞いておきましょう。
All the things you are – 君は我が全て
ここに挙げている他の曲よりも、少しコード進行やメロディーが複雑なため初心者向けではありませんが、とても有名でジャズでは外せない曲なので、余裕がある方はぜひ取り組んでみてください。練習の際は、しっかりと音程を確認しながら歌っていきましょう。
普段はあまり歌われませんが、バースもあります。めちゃくちゃ綺麗なバースのメロディなのでぜひチェックしてみてくださいね。サックス奏者のポールデズモンドの演奏も素晴らしいので、忘れずに聴いておきましょう♪
Lullaby of birdland – バードランドの子守唄
サラ・ヴォーンのカバーが非常に有名なバードランドの子守唄。この曲もとても人気があります。サラボーンのカバーでは、途中スキャットも出てきますので、単にテーマを歌うだけではなく、スキャットにもぜひチャレンジしてみてください。
歌詞が込み入っていますので、英語が苦手な方はテンポを落として確実に英語が発音できるような練習をしてから順番に店舗を上げるように気をつけてください。
また特徴的なイントロは、セッションなどでも使われることがあります。ぜひ覚えておきましょう。
Softly as in the morning sunrise – 朝日のように爽やかに
朝日のようにさわやかにと言う放題が付いていますが、楽器奏者にもとても愛されている曲です。
愛の始まりと終わりを太陽の動き、朝日と夕日に例えて表現をしている非常に美しい曲です。作詞はOscar Hammerstein 2 です。
音域が広く、またビーメロが非常にドラマチックなので、音程よく歌いたいですね。
You and night and the music – あなたと夜と音楽と
あなたと夜と音楽とという邦題がついていますが、大人の女性の曲と言うた感じですね。
燃え上がるような欲望が私自身を見出して、私はその炎(欲望)に完全にはまってしまった。
セクシーな歌詞がついているので、雰囲気を大切にしながら歌っていきたいですね。若い女性と言うよりは経験を重ねた大人の女性に歌って欲しい曲です。
You’d be so nice to come home to – 帰ってくれたら嬉しいわ
他の曲でも出てきたコールポーターの作品です。二次大戦中に描かれたこの曲は、邦題は帰ってくれたら嬉しいわと言われてますが、今は、疲れて家に帰ってきた僕を君が迎えてくれたらどんなに素敵だろうというのが正解とされています。男性側から言ったら、僕と一緒になってくれ、一緒に住もうと言うようなニュアンスでしょうか。
多くのシンガーに愛されている曲ですが、やはり1番有名なのはヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンの作品でしょう。ぜひとも押さえておきたいテイクです。
ジャズシンガーはまず、スタンダード曲ジャズの王道、ミディアムスウィングを極めよう
いかがでしたか?どの曲もすてきですよね。
スイングのリズムはジャズボーカルの基礎になります。たくさんの曲にチャレンジしてみてくださいね。