ボーカルマニア

シンガー&ボーカリストに適したマスクはどれ?【ランキング】

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リハーサルやボーカルレッスンの時もマスクのまま、が日常。

自由に集まって歌ったりすることが難しくなって、はや数年・・。ボーカルレッスンやリハーサルの時も、未だマスクを着用したまま実施しています。

mariko
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今後緩和していくかとは思いますが、現状はお互いのために、生徒さんからも了解を得ながらマスクありで実施しています。

マスクをしたままだと、歌にくいのはもちろんです。できれば、マスクをせずに自由に歌いたい!でも現状なかなか難しい・・・。

mariko
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不自由な中でも、少しでも快適に歌いたい!

ということで、実際に様々なマスクを使ってみて、ボーカリストの観点から、これは使いやすいな、と思ったものをご紹介します。

プロ歌手がおすすめする、歌いやすいマスクランキング

5種類のマスクを試してみました。調査の観点はこちら。

  1. 素材
  2. 歌いやすさ
  3. 呼吸しやすさ
  4. メイクの崩れにくさ

マスクの素材は大きく分けて3〜4種類

  1. 不織布マスク
  2. ウレタンマスク
  3. ガーゼマスク
  4. ラテックスマスク

 

mariko
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あくまで歌手が歌いやすい、ライブ前でも使いやすいという観点で選びました。

圧倒的に歌いやすいのはヴィクトリアンマスク。正直これ一択かも?

シンガーとしての視点で使ってみた結果はこちらです。(スマホの場合は横にスクロールしてくださいね。5種類の結果がご覧いただけます。)

名前
ヴィクトリアンマスク

フェザーウェイト

6重ガーゼマスク

不織布KF94マスク

ラテックスマスク
素材 不織布マスク ウレタンマスク ガーゼマスク 不織布マスク ラテックス
歌いやすさ とても歌いやすい 歌いやすい ずれやすくて少し歌いにくい とても歌いやすい 分厚くて歌いにくい
呼吸しやすさ 呼吸しやすい 呼吸しやすい 呼吸しやすい 呼吸しやすい 呼吸しづらい
メイクの崩れにくさ メイクが崩れにくい メイクが崩れやすい メイクが崩れやすい メイクが崩れにくい メイクが崩れやすい
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ヴィクトリアンマスク

私が断然オススメするのは下記のVictorian Mask ヴィクトリアンマスクという名前で売られている、こちらの形のマスクです。

これは本当に歌いやすいです。レッスン時はもちろん、ふだんからよく使っています。

この形のマスクはもともとは韓国発祥のようですが、日本の会社が作っているVictorian Mask ヴィクトリアンマスクは、最近ではドラッグストアを始め、楽天でも手軽に帰るようになりました。

正規品はサムライワークスという日本の会社が作っているものなので、こだわる方はパッケージをチェックしてみてくださいね。(日本の会社が作っていますが、日本で生産しているかどうかは私はわかりません。)

ヴィクトリアンマスクがおすすめ!その特徴と良い点

このVictorian Mask ヴィクトリアンマスクの特徴は、ふつうの立体型の不織布マスクよりも、口元に広い空間があることです。

歌うときは口を大きく開けますので、ふだんの会話とは口元の動きが少し違います。

そのため、ふつうの立体型マスクやプリーツマスクだと、口を動かすたびにマスクが動いてしまい、歌いにくいなーと感じていました。

また、プリーツマスクは、マスクに化粧がべったりついてしまうので、コンサートの前にプリーツマスクをしていると、せっかくメイクをしてもすぐに崩れてしまい、困っていました。

その点、このVictorian Mask ヴィクトリアンマスクは、そもそも肌に触れている部分が他のマスクに比べて少ないため、化粧崩れもかなり軽減することができます。

mariko
mariko
実際に私もコンサート前やボーカルレッスンの際は、このマスクを使うようにしています。

 

同じ形で、可愛い色や柄のマスクもありますよ。

同じ形で、血色感を意識したピンクやベージュ系のマスクや、かわいい花柄が描かれたようなマスクもあります。

私は、ヴィクトリアンマスクと同じ形のこの花柄の花柄の不織布マスク(ヴィクトリアンマスク風)を時々使いますが、かわいい!どこで買ったの?とよく声をかけられます。

実際に私がつけるとこんな感じ。(注:私が写真で付けているのは、花柄のもので、公式Victorian Maskのものではありません。)

ちょっと明るさが違うので色が違って見えますが、可愛いです。比較的顔が小さめの私はちょっと大きめな感じです。(髪がボサボサなのは許して・・。)

花柄のプリントもぱっと見だと、不織布のマスクに見えないようで、「これ不織布のマスクなんですよー」とお伝えすると皆さんびっくりされます。

この花柄の花柄の不織布マスク(ヴィクトリアンマスク風)は、無地のものに比べるとすこしお値段が高くなりますが、品質もとてもしっかりしており、耳のゴムも痛くなりません。ノーズワイヤーもちゃんと入っています。

ちなみに、私がつけている花柄のマスクの袋は韓国語で書かれており、KF94とも書かれています。KF94とは、という韓国の薬事法に基づいた基準で作られていますよ、という意味です。国は違えども、一定の品質基準を満たしているということで安心ですね。

スポーツ向けのマスクもおすすめです。

スポーツ向けのマスクは、軽い運動やウォーキングなど向けに作られており、呼吸がしやすいです。

スポーツメーカーからは高機能なマスクも出ています。スポーツ選手でも使いやすいように、素材や息苦しさの防止の点でも工夫されています。

実際にボーカルレッスンで使われている方もおられます。

立体型のため、先程のVictorian Mask ヴィクトリアンマスクと同じように、口元の空間がしっかり取れるため歌う時も口を動かしやすく、呼吸もしやすいです。

スポーツ用マスクでおすすめは、アンダーアーマーのマスク

おすすめはアンダーアーマーのスポーツマスク フェザーウエイトです。

アスリートの声に耳を傾け、40%の軽量化を実現
薄さと軽さに加えて、呼吸のしやすさと フィット感もさらに進化


1.外側:撥水加工を施した生地が水分をはじく。軽量で通気性に優れるニットファブリックを採用。

2.中間:通気性の高いオープンセルフォームが空気のみを通し、内側と外側の双方向から水分の通過を抑制する。

3.内側:肌に触れる裏地には伸縮性のある冷感素材を使用しており、快適な着用感とともに涼しさを持続させる。

-Super Light (軽さ)-
生地は薄くて通気性が良く、これまでと比べて40%の軽量化に成功。

-Better Air Flow (通気性)-
立体成型により口や鼻とファブリックの間に空間が生まれ、中間層には通気性に優れたオープンセルフォームを使用することで、運動時でも呼吸がしやすい。さらにシームレス構造により、快適な着け心地を実現。

-Performance Fit (フィット感)-
ストレッチ性のあるUAベースレイヤー生地と調整可能なノーズブリッジにより、顔の形にフィット。またノーズブリッジ裏には柔らかいスエード調の生地を採用することで、鼻から滑り落ちるのを防ぎ、あらゆる動きを妨げない。

-Cool Feel (涼しさ)-
肌に触れる部分に採用された冷感素材のアイソチルが熱をすばやく拡散し、涼しさを持続させる。

-Sustainable (再利用)-
手洗いができるため繰り返し使用可能。速乾性にも優れている。


対象:かぜ・花粉・ほこり等
UPF50+(UVカット)
消臭機能付き(汗臭)

                       アンダーアーマー公式より

 

軽さとつけ心地を追求し、機能的にもかなり充実しているので、不織布マスクでかぶれやすい方は、こちらもいいかもしれませんね。

ガーゼマスクも生活に取り入れると良いです。

ガーゼマスクは、私は寝ているときに使用しています。

ガーゼマスクを着用して寝るようになってから、すでに10年近く経ちますが、体調崩す頻度が格段に下がりました。

誰でも一度くらいは、朝起きた時に「あ、喉が痛い!乾燥してる!」という喧々があると思いますが、マスクをして寝ると口元の適度な湿度を保てるため、喉が乾燥することもなく、朝起きた時に喉が痛いということも一切ありません。

このガーゼマスクは6重になっているため、かなり分厚いですが、その分保湿力が高くてお気に入りです。

マスク生活を少しでも快適に過ごすためのグッズ

口閉じテープを使って、鼻呼吸の習慣をつけましょう。

私はさらに、口呼吸(口をぽかーんと開いた状態での呼吸)を防止するために、合わせて口閉じテープも使用しています。これです。

口呼吸を防止するなら、口閉じテープはとっても有効です。

この 口閉じテープ、とても優秀で、浅い呼吸を改善するためにも、とても役に立ちます。

呼吸の改善は、歌唱技術の向上に直結します。

口呼吸は口からそのままウィルスが体に侵入する危険も高く、ウィルス感染のリスクが高まります。できれば鼻呼吸にシフトしていけるとよいですね。

 

マスク内を広げるフレームは、場合によっては使えることも?

プリーツマスクなどの下に入れ、口元の空間を広げるようなマスクブラケット(マスクフレーム)が発売されています。

こういったマスクブラケット(マスクフレーム)で、口元の空間をつくるのもありかな?とは思います。

ただ、歌をうたうと、結構ずれます・・。

歌う時にマスクを頻繁に直しながらしか使えないのであれば、そもそもつけてる意味があるのかな?とも思います。

歌を歌う場面では、少し使いにくいかなーと思います。

 

フェイスシールドは飛沫飛散防止には意味がない。

初期の頃にたくさん使われていたフェイスシールド、全く見なくなりましたね。

飛沫防止にはほとんど意味がないと言われていますので、ボーカルのレッスンを受講する際も、やはりマスクを使用するのが好ましいのかなと思います。(実際にお医者さんをされている生徒さんも、マスク着用です。)

マスクをする際はノーズワイヤーを鼻に沿わせましょう。

マスクが暑いのか、めんどくさいのかわかりませんが、鼻がしっかり隠れていない方やノーズワイヤーを顔に沿わせていない方も散見されます。

それだと、マスクをしている意味がないので、ノーズワイヤーはきっちりと顔に沿わせ、鼻が隠れるようにマスクをしましょうね。

自分にあうマスクやグッズを使って快適に歌いましょう。

今日のまとめです。

  1. 歌いやすいマスクは、Victorian Mask ヴィクトリアンマスク一択!
  2. スポーツメーカーが出している立体型のマスクもいいかも?
  3. アンダーアーマーのスポーツマスクのスポーツマスクは高機能でおすすめ!
  4. 口呼吸はウィルス感染の原因にもなりやすいので、鼻呼吸を意識していきましょう。
  5. 鼻呼吸を意識するためには、「口閉じテープ」がおすすめ。
  6. ノーズワイヤーをきっちり顔に沿わせてマスクを着用しましょうね。