Jazz

ボーカリストがライブの選曲に困った時に考えること5選

ライブ、コンサートの曲選び、どうやっていますか?

ライブやコンサートでお客さんを前に演奏するときあなたはどんなことを考えて曲選びをしていますか?今回の話は歌手だけではなく他の楽器、ミュージシャン全てに関係してくることだと思います。毎月いくつものライブをこなしている私がセットリストを組むときにどんなことを考えて曲選びをしているのかということをお話ししたいと思います。

好きな曲が必ずしもあなたを素敵に魅せてくれるとは限りません。

念願叶ってやっとライブハウスでのライブが決まった!そんな時たくさんあるレパートリーの中から何を演奏しようか…と考えると思います。この曲とこの曲は得意だから、絶対入れたい。そんな風に考えることが多いかと思いますが、実はそんな選曲ではダメなんです。

選曲の際に1番大切なことは客観性を持った視点

選曲の際に1番大切なことは、ズバリ!「この曲は自分の演奏1番素敵に見せてくれる曲かどうか?」ということなのです。つまり、好きな曲とあなたを素敵に見せてくれる曲と言うのは、必ずしも一致しないことがあるということを常に頭に置きながら選曲しなくてはいけないということです。

独りよがりの自分好みの選曲をするのではなく、客観的に見て、自分の良いところが発揮できる曲、かつ、お客さんが喜んでくれる曲と言うのを自分で探していく必要があります。

似たような曲を選んでいませんか?お客さん目線の重要性

例えば、ライブ用に選曲しなくてはいけないという場合を例に出してみましょう。

まずは上記の通り、自分の演奏1番素敵に見せてくれる曲から順番に選んでいくわけですが、そうやって選んでいくと、選んだ曲の雰囲気が似てしまうということがあると思います。

私はバラードが得意だから!そんな人がいるとします。確かにあなたが歌うバラードは非常に心に迫るものがありとても素敵。しかしお客さんの目線で考えると・・・全部バラードだったら単純に飽きてしまいますよね。アーティスト本人はそれぞれの曲に思い入れが深いので、この曲とこの曲は全然別の内容の曲だから大丈夫、しかも自分はバラードが得意だし!という意識が働きますが、初めてあなたの演奏を聴く人がどう感じるのか?を想像してみましょう。

初めて聴くアーティストの曲がどの曲も似たような雰囲気で、さっき聴いた曲との違いがよくわからない・・なんていう経験はありませんか?初めてあなたの演奏を聴く人なんて、実際そんなもんです。

常連のお客さんばかりで、常にあなたのファンに囲まれて演奏することができると言う場合は良いかもしれませんが、そんなことってなかなかないですよね?しかも、新しいお客さんを獲得し続けないと先細りしてしまいますしね。ということで、初めてあなたの演奏を聴く人がどんなライブを求めているのか?ということを考えながら選曲してみましょう。

そうするとアップテンポの曲も必要だし、バラードも必要だし…と言うことになってくるはずです。この曲は最後に転調して盛り上がるから、一番最後に持ってこようかな?こんな風に決まってくるはずです。

キーを自分の音域に合わせることも大切です。テンポにも目を向けて!

この項目は歌手に関してになりますが、カバー曲の場合、必ずしもオリジナルのキーがあなたにフィットするかどうかは分かりません。場合によっては少しキーを下げたり、逆にキーを上げることであなたの声をより素敵に聞かせることができる場合もあります。

またテンポも同じです。英語が苦手な人がアップテンポの曲を選んだ場合、歌いきれていなく英語の発音も適当になってしまえばそれはあなたの素敵な面を見せることができないのです。

ボーカルのレッスンに見えている方にもCeltic WomanのYou Raise Me Upを彼女たちと同じキーで歌いたいとリクエストする方がいました。しかしこの発言って、とてもナンセンスなことかなと私は思うんです。なぜならCeltic Womanのメンバーにとってはこのキーが最も快適なもので、美しく聞こえると言うことでCDをリリースしているわけですが、それが必ずしもあなたに当てはまるとは言い切れないのです。声質ももちろん違いますし、音域も全く人によって変わってきますよね。つまりオリジナルに無駄にこだわることであなたの良さをつぶしてしまうということが起こり得るのです。

歌詞の内容は自分に合ってる?

カバー曲の場合、自分自身が今置かれている状況とはかけ離れた状況の人が書いた曲をカバーすると言うことがあります。

必ずしも自分自身の今の状況と一致させる必要はありませんが、例えば年齢を重ねた年配の女性が歌っている曲(イメージしている曲)を20歳の若いシンガーが歌っても、なかなかその内容はお客さんには伝わらないと思うのです。

もちろん、アプローチの仕方にもよるかと思いますが、ただ単にメロディーが綺麗と言う事だけで選曲してしまうと、実際の歌詞の内容に入り込めないまま、中途半端な演奏になってしまうことがあります。

自分自身の良さを存分に発揮できるような歌詞の内容も意識できると良いですね。

自分を自分でプロデュースする力をつけよう

ライブでは、自分が社長、プロデューサーだと思いながら、ステージング全てを客観的にみながら組み立てましょう。ただ好きな曲を並べるだけよりも、よりお客さんに伝わる演奏ができ、ファンの獲得もできるでしょう。

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